久米島の久米仙 IMUGE

25度／久米島の久米仙／沖縄

◇一世紀ぶりに復活した「芋酒」
沖縄のお酒と言えば泡盛ですが・・・
お米の入手が難しいかつての琉球王朝時代には、泡盛は到底日常的に飲めるお酒ではありませんでした。 ではどうしていたかというと、比較的身近にあった「芋」や「黒糖」を使い、自家醸造していたようです。 それが「芋酒」。うちなー読みで「イムゲー」です。
しかしながら、明治後期に酒造税が沖縄県へ適用されるに伴い、自家醸造酒としての芋酒は製造されなくなりました。 そんな「幻の酒」となってしまったイムゲー。百年あまりの時を経ての復活です！

◇芋焼酎との違い
同じサツマイモを原料とした芋焼酎との違いは、その仕込みにあります。 芋焼酎は麹に水と酵母を加えて発酵させる一次仕込み、さらに蒸したサツマイモを加えて発酵させる二次仕込みで作られます。 「IMUGE」の場合は二次仕込みの後、さらに黒糖を加えて発酵させる三次仕込みがあります。 そのため、「IMUGE」は酒税法上は「スピリッツ」に分類されます。

◇味わい
紅芋の豊かな香りが特徴です。 ロック、水割り、お湯割りなど、お好みの飲み方でお楽しみください。